ダイエットの方法

ダイエットの方法に関して最も重要な点は、体重を減らすことではなく体脂肪を減らすことです。そのために重要なことは①脂肪を燃焼しやすい体質に変わること、②日常の活動量を増やすこと、③食事の内容をコントロールすることの3つです。ひとつひとつ見ていきましょう。

 

①脂肪を燃焼しやすい体質に変わる

 

これは言い換えると基礎代謝量を上げることです。基礎代謝量とは何もしていなくても1日に消費されるカロリーの量で、これを上げるのに一番手っ取り早いのは筋肉を増やすことです。筋力トレーニングが必要な理由はこういった点にもあります。なお減量食を食べている状態では筋肉はそうそう増えませんので、基礎代謝を高めるときはある程度しっかり食べる必要があります


ここで注意しなければならないのは一時的に体重が増えても不安にならないということです。筋肉は脂肪の3倍の重さがありますから筋肉が増えれば体重も増えます。しかし、基礎代謝量が増えれば体脂肪を減らすのが楽になりますから、筋肉が増えれば体脂肪は簡単に落とせます。しかも皮下脂肪の下には強い筋肉が出来上がっている状態ですから、ただ体重を減らすだけのダイエットよりも引き締まって見えます。ですから、一時的に体重が増えても筋肉を増やしたほうがダイエットは成功しやすいのです。

 

 

②日常の活動量を増やす

 

基礎代謝量が上がっても身体を動かさなければ十分に体脂肪を燃焼できません。そこで徒歩での移動を増やしたり、ピラティスのムーブメントを練習したりして活動量を増やしましょう。ピラティスのムーブメントは反復練習すればできなかった動作も徐々にできるようになるので達成感もあります。


ダイエットの方法で昔からある「毎日決まった時間にジョギングをする」などの方法はあまりおすすめしません。なぜならジョギングなどの有酸素運動は、運動中は脂肪の燃焼が活発になりますが運動後はそれほどでもないからです。むしろ運動後の脂肪の代謝だけ見れば、筋力トレーニングを行った場合の方が代謝効率が高いという研究報告もあります。加えて、有酸素運動で使われるエネルギーは体脂肪からだけではなく、わずかですが筋肉を分解することによっても賄われます。筋肉の減少は基礎代謝量の低下にもつながりますので、ジョギングなどはたまに気分転換で行う程度にとどめておきましょう。

 

 

③食事の内容をコントロールする

 

最後に食事です。基本的な食生活は「食事のとり方、食材の選び方」に書いてある通り、血糖値を上げすぎないことを意識していればOKです。量については、筋肉を増やすときは炭水化物とタンパク質を多く摂るようにし、体脂肪を減らすときは炭水化物を減らしてタンパク質をさらに増やします。どちらの場合も揚げ物などの高脂質の料理は控えめにしましょう。ただし脂質を切りすぎると性ホルモンの材料にするためのコレステロールが不足することがあるので、卵の黄身などから必要十分な量の脂質を摂るようにしましょう。


炭水化物を減らしていくコツは、ご飯やパン、麺類などの主食をまず減らし、野菜の炭水化物を増やすことです。面倒な場合は夜だけ主食を抜く方法でもOKです。加えて停滞を避けるために週1回のチートデイを設けましょう。あとは炭水化物を減らした分のカロリーをタンパク質でまかなえばOKです。

 

 

以上の3つを行えば安定的に身体が引き締まっていきます。ダイエットも体質やライフスタイルに左右されるところがありますから、これを元に自分に合った方法を探しましょう。