プロテインの選び方

以前は薬と混同されることも多かったプロテイン(正式にはプロテインパウダー)ですが、最近ではトレーニングをされない方の間でもプロテイン=タンパク質という正しい認識が広まっていますね。あとはタンパク質はアミノ酸が集まったものだと覚えておいてもらえれば、とりあえずOKです。では、それをふまえて選び方のポイントを見ていきましょう。

 

①アレルギーはないか?

 

最初に見るのは体質的にアレルギー反応を起こさないかどうかです。まずホエイやカゼインといった種類のタンパク質は牛乳由来です。ソイはもちろん大豆。その他、種類は少ないですが卵由来のエッグプロテインなどもあります。これらのアレルギー症状のある方はご自分の体質に合わないものは避けましょう。


またアレルギーとは別で牛乳に当たりやすい体質の方は、WPI(ホエイプロテインアイソレート)というタイプを選びましょう。これはホエイプロテインをアミノ酸に分解してそれ以外のものを可能な限り取り除いたものです。牛乳に当たる体質(乳糖不耐症)の方は十二指腸で乳糖が十分に消化されないために下痢(浸透圧性の下痢)を起こしているだけなので、乳糖がほとんど除去されたWPIならまず問題なく飲めます。

 

 

②目的に合っているか?

 

次に利用目的です。プロテインパウダーは基本的にはタンパク質を補うことを目的としていますが、例外としてウエイトゲイナーだとかウエイトアップだとかいった商品名のものは、増量のために吸収の早い炭水化物が大量に入れてあります。これは細身の方が筋肉を付けたい場合やチートデイでカロリーを稼ぎたい場合には有効ですが、それ以外は普通のプロテインで十分です。なお、ダイエットプロテインといった名称の商品も売られていますが、あれはソイプロテインに体脂肪の分解や燃焼を促進する成分を添加しているだけなので、普通のプロテインと比べてそこまで大きな違いはありません。


摂取のタイミングと種類については、トレーニング後は筋肉の修復などのためにすぐにプロテインを飲むのが効果的で、その場合は消化吸収速度の速いホエイがおすすめです。牛乳アレルギーの方はソイを選びましょう(大豆アレルギーがない場合)。さらに吸収速度にこだわるなら、アミノ酸レベルに分解されているWPIやペプチドアミノ酸(少量のアミノ酸の塊で、WPIより吸収効率が良いとされる)などがおすすめです。

就寝1時間前や長時間食事がとれないときは吸収に時間がかかるカゼインが理想的です。たいていどこのメーカーもカゼインはホエイとミックスされた形で売られていますが、バルクスポーツだけはカゼイン単体で販売しています。なお牛乳アレルギーの方はここでもソイを選びましょう。

 

 

③他のサプリメントとの兼ね合いは大丈夫か?

 

プロテインはメーカーによって、純粋にタンパク質だけを補給するものと、ビタミン、ミネラルやその他の成分が含まれたものがあります。脂溶性ビタミンやミネラルの一部は過剰摂取によって身体に変調をきたすものもありますから、他のサプリメントでビタミン、ミネラルを多く摂取している場合は注意が必要です。ちなみにビタミン、ミネラルの摂取量の目安は厚生労働省のサイトで見れます。見づらい場合は「ビタミン 摂取量」で検索しましょう。

 

 

④味は不味くないか?

 

毎日飲むものですから当然味も重要です。こればかりは個人の好みもあるのでどれがいいとは明言できません。味で失敗しないコツとしては、まず少量のパックで試してみることです。いきなり大量に買うと失敗したとき悲惨ですから、最初は味見する意味で少量から試してみるのが無難でしょう。

 

 

重要なのはこの4点です。以上のことをふまえて自分に合ったプロテインを探してみましょう!